定期預金について
お金を確実に増やす方法としてまず思いつくのが定期預金ではありませんか?
普通預金がだんだんと増えてきて、まとまった金額になったら定期預金へ預けかえることも視野に入ってくるのではないでしょうか。
定期預金とは、引き出す時期を決めて銀行に預ける預金方法です。
ほとんどの銀行、金融機関で取り扱っており、メジャーな金融商品のひとつであるといえるでしょう。
定期預金は1か月、3か月、6か月、1年、2年、3年、4年、5年、10年……など、銀行、金融機関によってさまざまな商品があり、それぞれ金利が異なっています。
普通預金よりも金利が高く、引き出せる期間が長ければ長いほど金利が高くなるというのが特徴です。
さらには、預金する金額が多いほど金利が高くなる傾向があります。
長い間引き出せないというデメリットの代わりに、金利が高くなる。
当分使い道のない、まとまったお金があるときに定期預金を利用するのがよいのではないでしょうか。
元本保証商品とは
さらに、定期預金は元本保証商品です。
元本保証商品とは、金融機関に預けた金額の全額の返還保障をしてくれる商品のことです。
利子についての保障はありませんし、経済状況によって変動も考えられるのですが、株式投資やFXなどと違って元本が減る心配はありません。
安心して預けることができます。
さて、気になる金利についてですが、大手都市銀行の一年定期預金で平均0.025%と言われています。
これって、想像以上に低い金利だと思いませんか?
う〜ん、これならちょっと定期預金にするメリットもあまり感じないし、普通預金でいいかなあ……なんて思ってしまいますよね。
かのバブルの時代には最高年利8%の定期預金も存在したとか……。
ああ、不況って悲しい!
ネット銀行について
でもちょっと待ってください。
ここで注目したいのがネット銀行です。
ネット銀行とは、インターネット上でのやり取りを主眼に置き、実在の支店の設置や預金通帳の発行などを行わないことでコストを抑えた銀行のことです。
最近ではこのネット型の銀行が増えてきており、銀行資本でないネット銀行が勢力を拡大してきています。
このネット銀行、実は従来型の都市銀行よりも、定期預金の利率がいいんです。
なんと、都市銀行の10倍以上の金利を提示しているネット銀行もあるとか。
少しでもお金を安全に増やしたい!という方には、ネット銀行を利用してみることをオススメします。
基本的には店舗がないので、インターネット上での申し込みや、郵送でのやり取りになりますが、
銀行のカードも発行してもらえますし、提携しているATMなどの利用が可能です。
ネット銀行に比べると、昔ながらの都市銀行のほうが信頼性が高く、やっぱり安心感もあると感じる方も少なくないみたいです。
特に、5年10年と長期間の定期預金になってくると、ちょっと考えてしまう人もいるようですね。
自分の納得できる定期預金商品を見つけて、資産を増やす努力をすることが大切です。