節電—家庭用ゲーム機編—

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家庭用ゲーム機の驚きの消費電力

最近はスマホゲームが業界の主流になってきてはいるものの、やはりよりリアルで精巧なゲーム世界を堪能したいならやはり家庭用ゲーム機は欠かせません。

現在一般的に流通しているゲーム機としては「PS4」「Wii」「XBOX」などがあります。
古いスーパーファミコンや初代PSなどを使用しているという人ももしかしたらいるかもしれません。

ところで最近米国の記事が家庭用ゲーム機として販売されている筐体の消費電力を計測してみたということで話題になりました。

結論から先に言うと家庭用ゲーム機は他の家電製品と比較して相当高い電力を消費することとなっており、うっかりつけっぱなしのまま長時間放置をしてしまったような日にはびっくりするほどの電気量を請求されることになってしまいます。

新しい家庭用ゲーム機にはあらかじめスリープモードがついており、完全に電源を落とさなくても状態を保つことができる機能も付けられています。

このスリープモードの性能はかなり高く、かなり電力消費を抑えることが可能なのですが起動時の電力消費量は相当高くうかうかしていると一日あたり数百円が電気量として加算されることになります。

一日数百円というと安いように感じるかもしれませんが、単純計算をして一日300円の料金が一ヶ月に20日かかるとすると電気量は6000円、30日毎日使用したとなると9000円です。

当然そこに他に使用したエアコンや冷蔵庫などの電気量が入ってきますので、一人暮らしをしているにもかかわらず毎月の電気量は2万円近くになってしまうことも十分にあります。

消費電力が最も大きいのはPS4

家庭用ゲーム機といえども、現在販売されているような高機能筐体はハイスペックなパソコンとほとんど機能的に差はありません。

パソコンも消費電力が大きい製品としてよく知られているところですが、その量を決めるのは「CPU性能」と「ディスプレイサイズ」です。

そう考えると家庭用ゲーム機も同様により高機能で高解像度の画面を使用するタイプのものが多い消費量になるということになります。

現在日本で一般的に流通している家庭用ゲーム機の中でも最も消費電力が高いとされているのは「PS4」です。
PS4を大画面4Kテレビで数時間プレイするとなると相当の電力量を消費してしまうことになりますので、一日あたりのゲーム時間が長い人は十分気をつける必要があります。

一方で消費電力の低さで評判が高いのはNintendoの「Wii」です。
Wiiの消費電力は約45w程度、一方のPS4は200~250Wとされているのでどのくらいの違いがあるかがわかってもらえると思います。