タブレットの消費電力について
今や毎日の生活に欠かせない存在となっているのがスマートフォンやタブレットです。
ここ数年の間にスマートフォンの画面サイズはかなり大きくなってきていて、ほとんどタブレット端末と変わらないような大きさになってしまっているものもあります。
そうした広い画面を持ったスマートフォンやタブレットは便利な半面使い続けているうちに電力消費量が増え、電池の持ちも悪くなってきてしまいます。
ちなみに一般的なサイズのタブレットを全く電池がなくなってしまった状態から100%まで充電するために必要となる電気代は約0.6円程度とされています。
スマートフォンの場合は0.1~0.4円くらいとされているのでやはりサイズが大きい分電池容量があり、充電にかかる料金を高くしてしまっていることがわかります。
一回あたりの充電料金は微々たるものですが、毎日複数のタブレットを使用している人にとっては問題はそう簡単ではありません。
5人家族で一人一台のスマートフォンがあり、かつタブレット端末が1台あるという家庭で計算してみると1ヶ月あたりにかかる充電代金は500~1000円くらいにもなります。
この金額を高いと見るか安いと見るかは人それぞれとは思いますが、どうせ使用するならより安く使えるにこしたことはありませんので、ちょっとした工夫で電気料金を下げる方法があるなら実践してもらいたいです。
昼と夜で電気料金が異なるプランに入っている人は要注意
まずタブレットやスマートフォンの充電で気をつけたいのが、充電をする時間帯です。
あまり知られていないのですが、私達が使用している電気は24時間365日いつでも同じ料金になっているわけではなく、契約プランによってはかなりの差がついています。
最近はより電気料金を安くするためということで「ピークシフトプラン」のような夜間の電気料金を極端に抑える代わりに日中の料金を高くするといったサービスが提供されています。
どのくらい違うかというと、プランによっては4~5倍くらいも異なっているので、もし契約プランをそうした時間帯によって分けるものにしているなら十分気をつけて充電をするようにしたいところです。
もしどうしても昼間の高い時間帯に充電をしたいということならば、スマホ充電用のバッテリーを購入しておき蓄電したものを使用するという方法もおすすめです。
バッテリーはかなり性能の高いものが安く購入できるようになっていますし、災害時などに備えて常に蓄電しておくようにすると防災対策にもなります。
安い時間帯にバッテリーを含めて充電しておき、昼間の不足を補うようにするとかなり料金をおさえることができます。