学資保険の必要性
子どもが生まれたら、学資保険に入りましょう。
学資保険って本当に必要なの?と思われる方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、子どもにかかる学費について考えたことはありますか?
最近では子どもに複数の習い事をさせる親がほとんどで、小学校、中学校も私立の学校の受験を考える方が少なくないといわれています。
そんな中、子どもを大学まで進学させようと思ったら、早いうちから備えていないと大変なのではないでしょうか。
大学進学の際には入学金や一人暮らしなどにかかる費用のために、それまでよりもぐっと学費がアップするといわれています。
大学進学にあわせて保険金が下りるように学資保険をかけておくのが懸命なのではないでしょうか?
子どもにかかる学費っていくらくらい?
「うちは年収の範囲内で学費をやりくりしよう」と思っている方、実際に子どもにどれくらいの学費がかかるかご存知ですか?
子どもの学校がすべて国公立であった場合でも1,000万円、すべて私立であった場合にはなんと2,000万円もの学費が必要となるのです。
大変な金額ですよね。更に子どもが上京するとなった場合は一人暮らしのための生活費も掛かります。
アルバイト代では賄いきれない不安もあるため、幾らかは親として仕送りをすることとなるでしょう。
【仕送りの平均参考】大学生の生活費、仕送り額の平均っていくら?|電力比較エネチェンジ
こうして、掛かる費用を計算していると、それだけの金額を用意ができるのかと不安になりますよね。
特に大学については以上の学費の内、4分の1から3分の1をしめているといわれています。
最もお金がかかるのは大学入学になるため学資保険などで教育資金を積み立てておきましょう。
学資保険のタイプ
◇貯蓄タイプ
お金を月々「積み立てていく」イメージの保険です。満期は15歳~18歳であることが一般的です。
保険料支払い期間中に保険契約者である親が死亡した場合には、その後の保険料の支払いが免除されます。
貯蓄と違って扶養者の死亡時の保障があるのがうれしいですね。
満期時の受取金はだいたい110%前後の保険が多いようです。
◇保障タイプ
貯蓄タイプの内容にプラスして、子どもの医療保障や死亡保障、契約者(親)の死亡保障が付属しているタイプです。
保障の内容が充実している代わりに、利率が低く設定されており(もしくはマイナス)、満期時に100%の額を受け取ることができないケースもあります。
満期時の受取金は保証の内容によって異なってきます。
注意点
学資保険は「子どものための保険」です。
子どもの将来のために備えるものであって、親のために入るようなものではありません。
親ではなく子どもが死亡した際に生命保険が入るという学資保険もあります。
子どもが死亡してお金が入るって……そんな保険必要でしょうか?
親の感覚からしてみてもそれはちょっと、、、と思いますし、そもそも学費のための保険なのだから、これでは意味がありませんよね。
なんだか本質を履き違えているような気がします。
子どもが進学するときに、もしくは親が死亡したときに子どもが学費に困らないように、というのが学資保険です。
学資保険の保険がおりる条件について、保険に加入する前にしっかりと調べておきましょう。