節電—各種電化製品について—

テレビ

テレビ

ついつい暇なときにつけっぱなしにしてしまうのがこのテレビ。
テレビの消費電力って、実はかなり大きいっていうことを知っていましたか?
特に消費電力の大きいのがプラズマテレビ。
プラズマテレビは大画面に適しているので画面が大きいものが多い上に、
液晶テレビに比べて倍ほども大きいものも少なくありません。
また、プラズマテレビは画面から熱を発するため、夏場は冷房の使用量も多くなってしまうこともネックです。
昨今では発売されているテレビのほとんどが液晶テレビになっているとはいえ、
プラズマテレビを所有している方も多いかと思います。買い替えを検討している方は、
液晶テレビを選んでみるのもよいかもしれません。
また、テレビの輝度を下げるなど設定を変えることで、消費電力を少なく抑えることが可能になります。
一度設定を見直してみましょう。
食事のときにだらだらとテレビをつけっぱなしにしてしまっている家庭も多いのではないでしょうか?
こまめにスイッチをオンオフすることで、節電することが可能ですので、テレビをBGM代わりにするのはやめ、
どうしても寂しいときにはラジオを利用するなどちょっとした工夫をしてみるのもいいと思います。

ポット

「保温」を常にしているため、常時電気代がかかっているのがこのポット。
最近で真空断熱タイプの電気ポットが主流になってきているため、
省エネ効果も上がってきているとはいえ、加熱タイプの電化製品は消費電力量が大きいのが実情です。
実は、「電気ポットを利用しない」というのもひとつの手です。
沸かしたお湯を保温しておくのではなく、使うときどきに逐一お湯を必要な分だけ沸かすという方法です。
この方法なら無駄な電力も使用しません。
瞬間湯沸し式の電気ケトルが発売されて、人気を博しているのはご存知の方も多いと思います。
これを利用すれば一分もかからないうちに熱々のお湯を沸かすことができます。
また、どうしてもすぐにお湯を使いたい人には、沸かしたお湯を真空断熱式のボトルで
保存しておくのもよいでしょう。ボトルに入れてから6時間後でも70度以上をキープできる製品もあります。

冷蔵庫

冷蔵庫も常時電力を使っている製品のひとつですね。
冷蔵庫にも節約のポイントがいくつかあります。
モノを詰め込みすぎないこと、開閉を少なくすること、熱いものはそのままいれず覚ましてから入れること、などです。
冷蔵庫の中にビニールのカーテンを取り付けるのもひとつの手段です。
また、見逃されがちなのが冷蔵庫のパッキン。パッキンが痛んでいると、冷蔵庫の密閉力が落ち、熱が外へ逃げてしまいます。パッキンはゴム製品なのでどうしても劣化してしまいます。
定期的にパッキンのチェックを行うようにしましょう。

照明

使っていない部屋の照明はきちんと切りましょう。家族全員がひとつの部屋で過ごすと、無駄な照明も使わずにすむので電気代の節約効果が高いと考えられます。
また、使用する電球の消費電力を少し少ないものに変えてみるのもよいでしょう。
トイレやお風呂などの照明は、多少暗くなっても問題ないことが多いので、検討してみてください。