エアコンに関する節電
寒いとき、暑い時の両方に役立つのがエアコン。
冷暖房器具はこれ一台で十分!と思っている方も多いかもしれませんが、他の冷暖房器具を併用して使うことで、電気代がちょっぴりお得になることも。
最近のエアコンは電気効率がよく、電気代も10年前に比べて約半分まで似抑えられる製品も少なくありません。
新しくエアコンを買うときには、思い切ってワンランク上のエアコンを購入してみるのもよいかもしれませんね。
お部屋の断熱
エアコンなどの冷暖房器具を効率的に使用するには、部屋自体の断熱をしっかりおこなうことが必要です。
断熱材を使用した壁や、二重窓ガラスなどの断熱性に優れた建物にすんでいればよいのですが、なかなかそうもいかないことが多いでしょう。
そういったときは、厚手のカーテンを利用しましょう。布一枚、と侮ってはいけません。
日光をさえぎる、窓からの冷たいor熱い空気を遮断するなど、非常に役に立つのがカーテンです。
カーテンを閉めるだけで、冷暖房の効率がかなり違うので、ぜひ試してみてください。
エアコンの掃除
設定温度を変えてみてもなかなか冷暖房が効かない……。もしかして、エアコン壊れた?
などと思って買い替えを検討する前に、エアコンのフィルターを確認してみてください。
私の友人も「冷房の温度設定を18度にしても全然涼しくならない」と嘆いていたことがありました。
まさかと思い、エアコンを開けてみると、フィルターにほこりが溜まってまるでじゅうたんのように
層を作っていました……。
エアコンのフィルターが目詰まりしていると、どれだけ設定温度を変えても冷暖房が効きません。
また、ハウスダストやほこりなどがアレルギーの原因になることもあります。
エアコンを使うシーズン前などには必ずフィルターの掃除を行い、
少なくとも一ヶ月に一度はチェックすることをオススメします。
冷房編
夏場はエアコンの使用量が増えるので、どうしても電気代が多くなってしまいませんか?
冷房を利用するときは、普段より1度温度を高く設定することを心がけましょう。
設定温度は28度が適切であるといわれています。
これだけで、消費電力が15%ほど抑えられるといわれています。
また、冷たい空気は下に溜まる性質があります。床置き式のサーキュレーター(扇風機)をエアコンと併用することで、冷房効率をアップさせ、節電することができまので試してみてください。
暖房編
エアコンの暖房時の適切な設定温度は20度であると言われています。
この温度を目安に暖房温度を設定しましょう。
また、暖房使用時には冬であってもサーキュレーターが有効です。暖かい空気を循環させるために、サーキュレーターで空気をかき混ぜましょう。
温かい空気は部屋の上部に溜まる性質を持っています。
エアコンはたいてい部屋の上部に設置されていますよね。
これでは、部屋全体が温まるのにかなり時間がかかってしまいます。
床暖房やファンヒーターなどを利用するほうが、体感温度は上昇するといわれています。
消費電力を比較して、適切な暖房器具を使用しましょう。