節電—ドライヤー編—

ドライヤーの風

イラッとした母のドライヤーの使い方

僕は常に一人暮らしの中で節電を考えているので、たまに実家に帰って野放図な状態を見るといらっとします。
うちの両親は全く節電という事に無頓着で、電化製品でも利用していないものすべて、コンセントが利用されているので、家に行くと外しまくるのですが、最も頭にきたのが母のドライヤーの使い方です。

髪の毛を乾かすためにあるのですから、風呂上りに利用するのは当然ですが、髪の毛を乾かしつつ、ブラシをとる時にドライヤーを洗面台の上に置いているというのに、スイッチを切っていないのです。
ブォーとあらぬ方向にドライヤーが風を出しています。

こういう使い方をする人がいるから、電力がドンドン無駄に亡くなっていくんだよといいながら、どうしてスイッチを切らないんだよ?というと、面倒といいます。
僕はこんこんと節電の必要性を説いてきましたが、意味ないだろうなと感じています。

ドライヤーの節電方法

ドライヤーはかなり電力をくいます。
最近のものはエコ仕様となっているので、昔のものよりも電力を食わないと思いますが、それでも電力がかかります。
風の力が強い方が髪の毛が早く乾きますが、電力量が高くつきます。

髪の毛が早く乾くようにすれば、電力の節電となります。
髪を洗ったらタオルで水分を拭き取ります。
別のタオルで髪の毛をつつんで、その上からドライヤーを充てると、タオルが髪の毛の水分を吸い取ってくれるので、髪の毛がより早く乾くのです。

髪の毛に直接温風がかかる事もないので、髪の毛の為にもいいのです。
母曰く、タオルを2枚利用するのが面倒じゃないの?といいます。
節電という考え方が全くないので本当に困った両親です。

湿気の少ないところで乾かす

僕の住居の洗面室にはドライヤーを置いていません。
湿気のあるところでドライヤーを利用すると湿度が高くなり、その分、乾かしにくくなるという事を聞き、電気の節約にならないと聞いたからです。

そのため、僕は髪の毛を乾かすとき、洗面室ではなく部屋で乾かします。
湿気がないところなので、乾かしやすく、時間も短くなったように感じます。
また温度調節が出来るタイプのドライヤーは、低温で利用する方が髪の毛も傷まないですし、節電になります。

究極のドライヤー節約術は、髪の毛を伸ばさないという事なります。
髪の毛が短ければドライヤーを充てることなくタオルドライで乾きますし、ドライヤーを利用してもすぐに乾燥させることができます。
女性の場合、髪の毛が長い方はかなり長いので、シャンプーやコンディショナーの節約にもつながるのではないでしょうか。

節電を考えてみると、かなり方法があると気が付きます。
考えないと母のように、使いたい放題となるのです。